【プロンプト5選】いつもの王道テーマを、反対の感情で描いてみました
ChatGPTにコピペで使える参考プロンプト付
こんばんは、リンファです。
AIイラストを長く続けていると、
本当に何も思いつかない日ってありませんか?
「次は何を描こうかな」
と考えているのに、頭の中は真っ白。
やっと浮かんだと思ったら、
「これ、前にも似たものを作った気がする……」
となってしまうんですよね(^^;)
今回は、そんなアイデアが浮かばないときに試してみた、
王道のテーマを、反対方向の感情で描く方法
を紹介します。
実際に作成した5つのAIイラストと、使用したプロンプトも一緒に掲載していきます。
新しいテーマではなく、いつもの組み合わせを外してみました
かわいいテーマは、かわいく描く。
怖いテーマは、怖く描く。
戦いなら激しく。
花畑なら明るく。
廃墟なら寂しく。
どれも自然な組み合わせですし、王道には王道の強さがあります。
ただ、AIイラストを長く作っていると、この組み合わせが少しずつ固定されてくることがあります。
モチーフを変えているはずなのに、なぜか似た印象になる。
キャラクターも背景も違うのに、作品を並べると同じような感情が残っている。
そんなときに考えたのが、
王道のモチーフは残したまま、
画面から伝わる感情だけを反対方向へ動かしてみる
という方法でした。
まったく新しいアイデアをゼロから探すのではなく、過去に作ったテーマや定番のモチーフをもう一度使う。
ただし、いつもの着地点には向かわない。
今回は、それぞれのテーマから複数のシーンを考え、その中から5作品を選びました。
今回試した5つの組み合わせ
今回作ったのは、次の5パターンです。
ドラゴンとの戦いなのに穏やか
明るい花畑なのに少し不穏
魔王なのに親しみやすい
廃墟なのに温かい
夏祭りなのに静かで切ない
どれもモチーフ自体は、かなり王道です。
変えたのは、そこで起きている出来事と感情でした。
A. 剣を置いた休戦
最初は、
ドラゴンとの戦いなのに、穏やか
という組み合わせです。
ドラゴンと女性騎士と聞くと、激しい戦闘や決着の瞬間を思い浮かべやすいですよね。
今回は、その少し先。
戦いが終わり、お互いが武器を収めた瞬間を描いてみました。
騎士の鎧には傷があり、ドラゴンの身体にも戦いの跡が残っています。
二人とも少しボロボロです。
それでも、画面から強く伝わってくるのは敵意ではなく、どこか静かな優しさでした。
今回の5作品の中では、このイラストが最も狙い通りだったと思います。
特に良かったのが、地面に置かれた剣です。
剣を持っていないだけではなく、
自分の意思で戦いを終わらせた
ということが、一つの小物から伝わってきます。
ドラゴンも頭を低くして、騎士と静かに視線を交わしています。
勝者と敗者というより、
「もう十分だよね」
と、お互いに伝え合っているように見えました。
anime illustration of a young female knight ending a battle with a massive dragon in a peaceful green valley, her sword placed gently on the grass between them, the knight and dragon quietly looking into each other's eyes, light scratches and broken armor suggesting a battle has just ended, the dragon lowering its head with a calm and tired expression, soft wind moving through the grass, distant mountains and drifting white clouds, a quiet moment of trust replacing hostility, clear emotional storytelling, balanced composition, gentle afternoon sunlight, soft green, pale blue, warm ivory, and muted gold color palette
B. 丘の上の人影
続いては、
明るい花畑なのに、少し不穏
という組み合わせです。
手前には、楽しそうに花を摘んでいる女の子。
色とりどりの花、明るい青空、柔らかな光。
ここだけを見ると、かなり穏やかな一枚です。
ただ、丘の上には黒い人影が立っています。
女の子は、その存在に気づいていません。
見ている私たちだけが、
「あれは誰なんだろう?」
と気づいている状態です。
この作品では、画面全体を暗くしないようにしました。
花畑も空も少女も、あくまで明るいままです。
そこへ黒い人影を一つだけ置くことで、美しさの中に小さな違和感が入りました。
全部を怖くしてしまうと、普通のホラーになってしまいます。
今回は、
きれいなのに、なぜか落ち着かない
くらいのバランスを狙っています。
anime illustration of a cheerful-looking girl gathering flowers in a radiant meadow while a distant dark human silhouette stands motionless on a hill behind her, the girl unaware of the figure, colorful blossoms filling the foreground, bright blue sky and soft clouds contrasting with the unsettling presence, long shadows beginning to stretch across the field, beautiful yet quietly ominous atmosphere, cinematic depth, clear separation between the innocent foreground and mysterious background, warm sunlight, pastel flowers, fresh green grass, pale blue sky, and a single charcoal-black silhouette
C. パン屋に来た魔王
続いては、
魔王なのに親しみやすい
という組み合わせです。
この作品は、生成結果を見た瞬間に、
「思った以上にパン屋へなじんでいる……」
となりました(‘ω’)
大きな黒い角。
重厚な装飾。
赤と黒を中心にした威圧感のある服装。
見た目だけなら、かなり強そうな魔王です。
ところが、その魔王が真剣に見つめているのは、小さなパン。
目の前では、子どもの店員さんが笑顔で接客しています。
さらに窓の外では、町の人たちが心配そうに店内をのぞいています。
この周囲の反応があることで、魔王の怖さも残りました。
魔王本人は普通にパンを選んでいる。
でも町の人たちにとっては、一大事件です。
その温度差が、コミカルで親しみやすい雰囲気につながっています。
anime illustration of a powerful demon king with large black horns and an imposing dark cloak carefully choosing bread inside a small cozy village bakery, the demon king holding a tiny pastry with surprising seriousness while a cheerful child shopkeeper waits behind the counter, townspeople cautiously peeking through the window, warm shelves filled with bread, flour floating softly in the air, humorous and heartwarming contrast between intimidating appearance and ordinary behavior, expressive character acting, warm interior lighting, dark charcoal, deep crimson, golden brown, cream, and soft orange palette
D. 星空の教会で夕食を
続いては、
廃墟なのに温かい
という組み合わせです。
崩れた石造りの教会。
壊れた屋根。
ひび割れた床。
本来なら、寂しさや喪失感を描きやすい場所ですよね。
今回は、そこに旅人たちの夕食を置いてみました。
長いテーブルを囲み、温かいスープやパンを食べる人たち。
小さな焚き火の近くには、旅で使ったマントが干されています。
石の隙間からは花が咲き、壊れた屋根の向こうには星空が見えています。
廃墟を元通りに修復したわけではありません。
壊れた場所を、壊れたまま使っています。
けれど、人と灯りと食事が加わることで、その夜だけの家になりました。
anime illustration of a group of travelers sharing a warm evening meal inside the ruins of an ancient stone church, part of the roof collapsed to reveal a clear starry sky, lanterns hanging from broken arches, a long wooden table filled with soup, bread, and simple dishes, cloaks drying near a small fire, wildflowers growing between cracked floor stones, joyful conversation turning the ruin into a temporary home, emotional fantasy scene, wide readable composition, deep night blue, warm gold, stone gray, muted green, and soft red accents
E. 最後の花火
最後は、
夏祭りなのに、静かで切ない
という組み合わせです。
夏祭りといえば、
にぎやかな屋台、浴衣、笑い声、夜空いっぱいの花火。
今回は、そんな華やかな時間が終わりかけた瞬間を選びました。
川辺に座る二人の幼なじみ。
肩の距離は近いけれど、手は触れていません。
二人の間には、まだ開けられていない祭りの景品があります。
遠くでは祭りの灯りが小さくなり、空には最後の花火の跡だけが残っています。
anime illustration of two childhood friends in summer festival clothing sitting quietly beside a river as the final firework fades across the night sky, their shoulders close but their hands resting apart, reflections of the dying light trembling on the water, distant festival lanterns becoming small and blurred behind them, one unopened festival prize placed between the two, restrained emotion and an unspoken farewell, poetic anime storytelling, spacious composition, deep navy, violet, pale gold, soft red, and cool river blue
今回のプロンプトで意識した4つのこと
5つの作品を作ってみて、感情をずらすときに使いやすかった考え方が見えてきました。
1. 王道のモチーフは、なるべく残す
反対の感情を入れるからといって、元のテーマまで全部変える必要はありません。
ドラゴンは巨大なまま。
魔王は怖いまま。
廃墟は壊れたまま。
夏祭りには、浴衣と花火を残す。
元の王道が残っているからこそ、そこから外れた感情が目立ちます。
2. キャラクターの見た目より、行動を変える
魔王をかわいくするのではなく、パンを選ばせる。
ドラゴンを小さくするのではなく、静かに頭を下げさせる。
廃墟をきれいに直すのではなく、そこで夕食を楽しませる。
見た目を大きく変えなくても、行動が変わるだけで印象はかなり変わります。
3. 感情を伝える小物を置く
今回、特に効果を感じたのが小物です。
休戦を伝える、地面の剣
日常感を作る、小さなパン
旅の生活を感じる、乾かされたマント
二人の関係を想像させる、未開封の景品
「悲しい」「優しい」「温かい」と直接書くだけでなく、感情を想像できる物を画面に置く。
そうすると、一枚の中に小さな物語が生まれやすくなります。
4. 反対の感情は、一つに決めすぎなくてもいい
最後の花火のように、狙った感情が少し曖昧になる場合もあります。
切なさを強く伝えたいなら、別れを示す動作や小物をさらに足した方がよかったのかもしれません。
一方で、曖昧だからこそ生まれる余韻もあります。
何が起きたのかを明確に伝えたいのか。
それとも、見る人に想像してほしいのか。
最初にどちらを目指すか決めると、プロンプトも調整しやすくなりそうです。
アイデアが浮かばない日は、過去の作品に戻ってもいい
新しいアイデアが出ないと、
「もう作れるテーマがないのかもしれない」
と、少し焦ってしまいますよね(;´∀`)
でも、過去に使ったモチーフが終わったわけではありません。
同じドラゴンでも、戦うのか、休戦するのかで物語は変わります。
同じ魔王でも、城に立たせるのか、パン屋へ連れていくのかで別の表情が見えてきます。
新しいものを探すだけではなく、
自分がこれまで好きだった王道を、違う感情でもう一度見てみる。
それだけでも、作品の幅はまだ広げられるのかもしれません。
今回紹介したプロンプトも、そのまま使って大丈夫です。
キャラクターや場所、季節、小物などを自分の好きなものに置き換えて遊んでみてください。
あなたの好きなモチーフから、思いがけない物語が生まれたら嬉しいです。










3枚目の魔王様をアニメで見たくなりました😊
こういうイラスト作成方法もいいですね🦋✨
敢えて違うテーマをぶつける✨
私も試してみたいと思います🦋✨